5-02 乳がん
乳がんで一番大切なこととは?

「乳がんの転移の状況が心配で・・・」
「乳房にメスを入れることでホルモンバランスって崩れるの?」
「乳房再建のタイミングって?」
女性にとって、乳がんの告知は大変に辛いものがあります。やはり女性の象徴となる部分でもあるだけに、外科手術による切除の不安やホルモンバランスの乱れなど、精神面での不安、悩みも大きいものだと思います。
アメリカでは年間約18万人の女性が乳がん告知を受け、内4万人以上が死亡するといわれています。
実に、アメリカの女性の8人に1人が乳がんにかかる計算になります。そして、現在では、日本でも女性の乳がん患者数は増加傾向にあります。日本では年間約3万人の乳がん患者がいる(1998年度・厚生労働省・がん研究助成金地域がん登録)ととされており、1970年代と比較すると約3倍にもなります。胃がん、子宮がんが減少傾向にあるのに対し、肺がん、大腸がんにならんで乳がんは増加傾向にあります。
●乳がんはがんの中では治癒率の高いがんです。しかし…
がん=「死」と考える方も多いのですが、乳がんでの死亡率は他のがんに比べると少ないのです。乳がんは、治癒率の高いがんなのです。しかし、それはあくまでも、早期発見、そして正しい治療を行なった場合の話しです。アメリカでは乳がんで毎年約4万人が亡くなっている事実は知っておかなくてはいけません。正しい治療で転移を防ぐ事が何よりも大切になってきます。
当会では、乳がんの告知を受けたご本人・ご家族の方や、すでに治療を進められている方にお伝えしたい事項をまとめた冊子「心にも体にも優しいスローながんの付き合い方」を無料でお配りしてます。

詳しくは上記ページをご覧下さい。乳がんとの闘いは、長い目で見るよりも、まずは目の前にある「出来ること」から取り組む必要があります。時間は有限です。私たちの情報が、少しでもお役に立ちますように。
また、当サイトを始めて訪問してくださった方のために、乳がんとの付き合いで経験する可能性のある6つの場面について当会の考えを簡単にまとめてあります。現在の状況に合うものがございましたら、ぜひここから読み進めていただければ幸いです。
「がんと歩む会」は、できるかぎり「患者側の視点」にたった情報提供や体験談の紹介を行っていきます。当サイトへの訪問が、あなた様とご家族にとっての、乳がんと付き合う新たなスタートとなってほしいと心より願っています。
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乳がん
■乳がんについて
今、日本女性の20人に1人が乳がんにかかるといわれています。日本人の女性で乳がんにかかる人は年々増加しており、現在、女性では胃がんを抜いて最も頻度の高いがんです。毎年約3万人の女性が乳がんにかかります。なくなる人は年々増加し、今では1年間に約1万人になっています。
ここ30年の乳がんの急激な増加は、食生活やライフスタイルの変化がエストロゲン(女性ホルモン)の分泌に影響しているためとみられています。
乳がんにかかる人は30代から40代にかけて急増します。ピークは40代後半。また、若いからといって油断はできません。乳がんは何歳でもかかる可能性があります。家族や親戚に乳がんがいない、出産・授乳経験があるから大丈夫、ということもいえません。
■乳がんの症状・種類
乳がんは乳腺に発生する悪性腫瘍です。
症状は、しこり、痛み、血液が混じったような分泌物がでる、乳首のただれ、皮膚のくぼみ、赤くはれたりオレンジの皮のように毛穴が目立つ、わきの下のしこりなど、実にさまざまです。
乳がんの初期には食欲が減ったり体調が悪くなるなどの全身症状はほとんどありません。気づかずにそのまま放置しておくと、乳腺の外にまでがん細胞が増殖し血管やリンパ管を通って全身へと広がっていきます。乳房のわずかな変化を見逃さないことが大切です。
乳がんの場合、がん細胞は比較的小さい時期から乳腺組織からこぼれ落ち、リンパや血液の流れに乗って乳腺から離れた臓器(肺、肝臓、骨など)に小さな転移巣をかたちづくると考えられています。
これらの微小な転移巣が大きくなると症状が出たり、検査で検出されたりするようになり「遠隔転移」と呼ばれます。例えば、肺に転移した場合は「乳がんの肺転移」と呼び、肺にあってもその性質は乳がんであり、もともと肺から発生する「肺がん」とは異なります。このように遠隔転移を有する乳がんを総称して「転移性乳がん」と呼びます。
乳房にがんが見つかった時点ですでに遠隔転移を有する場合と区別して、手術などの初期治療を行ってから発見される場合を「再発乳がん」と呼びます。再発乳がんの中でも、手術をした部分だけに再発することを「局所再発」と呼びます。また、がんが皮膚や胸壁におよんでいるためそのままでは手術ができない乳がんは「局所進行乳がん」と呼びます。
がんと歩む会レポートに対して寄せられた感想です
まだ30代なのに、「乳がん」を告げられたときは、愕然としてしまいました。私は健康体で病気とは一番縁遠いところにいるとばかり思っていましたから・・・。でも、レポートをいただき、会からの温かいメールをいただいて、気持ちも次第に前向きになってきたように思います。「前向きな気持ちが自分の免疫力をあげる」というのも、まさにその通りだと思います。(千葉県Nさま)
女性にとって、乳癌の宣告はある意味、”死”にも等しいものがあると思います。妹の落ち込みぶりも大変なものでしたが、いただいたレポートを読み、貴会のアドバイザーからの励ましをもらうにつれて、冷静に「乳癌と向き合う覚悟」ができてきたようです。(静岡県Oさま)
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