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乳がん
■乳がんについて
今、日本女性の20人に1人が乳がんにかかるといわれています。日本人の女性で乳がんにかかる人は年々増加しており、現在、女性では胃がんを抜いて最も頻度の高いがんです。毎年約3万人の女性が乳がんにかかります。なくなる人は年々増加し、今では1年間に約1万人になっています。
ここ30年の乳がんの急激な増加は、食生活やライフスタイルの変化がエストロゲン(女性ホルモン)の分泌に影響しているためとみられています。
乳がんにかかる人は30代から40代にかけて急増します。ピークは40代後半。また、若いからといって油断はできません。乳がんは何歳でもかかる可能性があります。家族や親戚に乳がんがいない、出産・授乳経験があるから大丈夫、ということもいえません。
■乳がんの症状・種類
乳がんは乳腺に発生する悪性腫瘍です。
症状は、しこり、痛み、血液が混じったような分泌物がでる、乳首のただれ、皮膚のくぼみ、赤くはれたりオレンジの皮のように毛穴が目立つ、わきの下のしこりなど、実にさまざまです。
乳がんの初期には食欲が減ったり体調が悪くなるなどの全身症状はほとんどありません。気づかずにそのまま放置しておくと、乳腺の外にまでがん細胞が増殖し血管やリンパ管を通って全身へと広がっていきます。乳房のわずかな変化を見逃さないことが大切です。
乳がんの場合、がん細胞は比較的小さい時期から乳腺組織からこぼれ落ち、リンパや血液の流れに乗って乳腺から離れた臓器(肺、肝臓、骨など)に小さな転移巣をかたちづくると考えられています。
これらの微小な転移巣が大きくなると症状が出たり、検査で検出されたりするようになり「遠隔転移」と呼ばれます。例えば、肺に転移した場合は「乳がんの肺転移」と呼び、肺にあってもその性質は乳がんであり、もともと肺から発生する「肺がん」とは異なります。このように遠隔転移を有する乳がんを総称して「転移性乳がん」と呼びます。
乳房にがんが見つかった時点ですでに遠隔転移を有する場合と区別して、手術などの初期治療を行ってから発見される場合を「再発乳がん」と呼びます。再発乳がんの中でも、手術をした部分だけに再発することを「局所再発」と呼びます。また、がんが皮膚や胸壁におよんでいるためそのままでは手術ができない乳がんは「局所進行乳がん」と呼びます。
がんと歩む会レポートに対して寄せられた感想です
まだ30代なのに、「乳がん」を告げられたときは、愕然としてしまいました。私は健康体で病気とは一番縁遠いところにいるとばかり思っていましたから・・・。でも、レポートをいただき、会からの温かいメールをいただいて、気持ちも次第に前向きになってきたように思います。「前向きな気持ちが自分の免疫力をあげる」というのも、まさにその通りだと思います。(千葉県Nさま)
女性にとって、乳癌の宣告はある意味、”死”にも等しいものがあると思います。妹の落ち込みぶりも大変なものでしたが、いただいたレポートを読み、貴会のアドバイザーからの励ましをもらうにつれて、冷静に「乳癌と向き合う覚悟」ができてきたようです。(静岡県Oさま)
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