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食道がん

■統計


日本では毎年10,000人以上の方が食道がんにかかります。50歳代以降、加齢とともに急激に増加し、ピ-クは60歳代で、70歳以上の方が30%以上であり、高齢者が多くかかります。男女比は約6:1と圧倒的に男性に多く、男性のがんの中ではでは6番目に多い発症数です。年間の死亡者数は9,000~10,000人と全がんの3%を占め、人口10万人あたりの死亡率の年次推移では、男性は横ばい状態、女性は低下傾向にあります。


■食道がんの発生


食道がんが発生する場所のほとんどが、食道の真ん中か、下1/3部分です。食道の内面をおおっている粘膜の表面にある上皮からがんが発生します。食道の上皮は扁平上皮でできているので、食道がんの90%以上が扁平上皮がんです。がんが大きくなると食道の壁をつくる筋肉に入り込みます。もっと大きくなると食道の壁を貫いて食道の外まで拡がっていきます。


食道の壁の中と周囲にはリンパ管や血管が豊富に存在します。がんはリンパ液や血液の流れに入り込んで食道を離れ、食道とは別のところに流れ着いてそこで増えはじめます。これが転移です。転移したがんは、リンパ節にたどり着いてかたまりをつくります。食道のまわりのリンパ節だけではなく、腹部や首のリンパ節に転移をすることもあります。血液の流れに入り込んだがんは、肝臓、肺、骨などに転移します。


■発生要因は


環境因子が重要で、
・喫煙
・飲酒
・熱い飲食物の嗜好
などががんの発生と密接に関連するといわれています。特にお酒とたばこの両者をたしなむ方に多くみられるようです50歳以上の男性で、たばこを吸う方、お酒をたくさん飲む方は食道がんにかかる可能性が高くなります。定期的な内視鏡検査が早期発見の方法です。また、飲酒も喫煙もしない人でも発症することもあります。


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