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膀胱がん

■膀胱がんについて


人口10万人あたり毎年約17人発生しており、それほど多いがんではありません。しかし年々若干増加の傾向にあるようです。男女比では女性より男性に多く、女性の約3倍多いといわれています。多くは40歳以上に発生しますが、若年者にもみられるがんです。


■膀胱がんの原因


喫煙が大きな原因であると考えられています。喫煙者は、非喫煙者の2~3倍の割合で膀胱がんになりやすいといわれています。また、化学薬品や染料を扱う職業にも発症率が高いといわれています。


■膀胱がんの3つのタイプ


・肉眼的に、ちょうどカリフラワーか、いそぎんちゃくのように表面がぶつぶつとなっているかたちをしたがんで、膀胱の内腔に向かって突出しています。しかし、がんの病巣は、膀胱の粘膜にとどまっていることが多く、転移や浸潤をしないものです。


・がんの表面は比較的スムーズで、こぶのように盛り上がったものから、膀胱粘膜下に進展して粘膜がむくんで見えるものまでさまざまです。このがんは、膀胱を貫いて、壁外の組織へ浸潤しやすく、また転移しやすい特徴があります。


・膀胱の表面には、ほとんど隆起した病変を生じませんが、膀胱粘膜壁に沿って悪性度の高いがん細胞が存在している状態です。初期のがんではありますが、無治療でいると浸潤性のがんになっていきます。


これらのがんでは、それぞれの特徴や性格がかなり違ってます。そのため、どのタイプであるかによって治療法が異なってきます。また、膀胱がんは膀胱内に多発する傾向があるばかりか、尿の流れの上流である尿管や腎盂にも同様の病変が存在している場合がありますので注意が必要です。



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